六畳と郵便受け

深夜三時が境目の感情

2/17

わたしはばかだからいつでもだいじにされていたいけど、わたしはばかだからいつも大事じゃないという事実に泣いてしまう

 

わたしにとっての大切なひとの大切なひとがわたしだったことがない
いつもひとりで浮ついてはその事実に心を置く
毎回毎回学習できない


脳みそがぜんぶ空洞になるのが嫌いで、いつも 期待するな と言い聞かせてるのにね
それでも意味を成さない

 

 

いつでも結局だいじにされることを望んでる
他人にばっか求めてしまってこわいね
わたしはそれに応えられないのに
求めたらそれ相応の対価 ぜったいそんなものわたしはあげられないよ わたしはつよいから

 

いつから独りがこわくなった?
わたしは1人でラーメンも動物園も水族館もカラオケも焼肉もお寿司も、どこにでも行けるけど
いつもひとりで行動できたことに安堵する
わたしだけの旅は全然つまらないや


いつまでもこどものままだからわたしは空っぽでは寝られないし
それなのに大人ぶりたいから大きい歩幅で早歩きしてる

 

 

イヤホンをつけて好きな曲を流せば最強のわたしになれて
わたしはなにも怖くなくて、MVごっこしたりして、やっと堂々と歩けるんだけど
それは結局臆病なだけですね